KVMスイッチのカスケードの接続方法

周辺機器の共有に役立つKVMスイッチ

KVMスイッチでカスケード接続を行う場合には、マスター側の特定のポートとスレーブ側のKVMポートをケーブルで接続します。

つまり、KVMスイッチにサーバを接続する代わりに、サーバが接続されているKVMスイッチを接続する形になります。サーバを接続するKVMポートが塞がってしまいますが、KVMスイッチの数だけ容易にサーバを増やしていく事が出来るというメリットがあります。

カスケード接続の他にも、KVMポート同士を接続するディジーチェーン接続もありますが、専用品が必要になってきますので、カスケード接続の方が製品を選ばずにサーバの台数を増やせるという点で優れています。

マスター側のKVMスイッチには、USBポートの数や周辺機器用のポートの数だけPS2キーボードやマウスなどの周辺機器を接続する事が可能です。
コンソールは、シングルディスプレイでもマルチディスプレイでも使う事ができ、切替器が対応している最大数まで様々なUSB機器を繋げられます。

カスケード接続において注意する点は、使う製品がカスケード接続で扱えるサーバの最大数がいくらかという事です。
KVMスイッチによっては、非常に多くの端末の接続が可能になっている事がありますが、数が制限されている製品も多々あります。

また、マスターとスレーブを決めて接続をしなければ、動作しません。

KVMスイッチのポートにケーブルを接続する際の注意点

KVMスイッチのポートにケーブルを接続する際には、ケーブルと端子の種類が合っているかを確認しておきます。

物理的に挿入する事が出来ない構造になっている場合がほとんどですが、ディジーチェーン接続をする場合は専用ポートで数珠繋ぎをする必要があります。
カスケード接続の場合は、サーバを接続する代わりに、KVMスイッチを接続する事になりますので、ディジーチェーンのように専用のポートは必要ありません。

周辺機器やコンソールを接続するマスター側のポートは、接続する周辺機器がどのUSB規格にKVMスイッチが対応しているかによって、接続出来たり、本来の性能を発揮出来たりするという事が決まってきます。

近年では、USB3.0に対応している機器が主流になっていますが、KVMスイッチの中にはUSB2.0までの対応であるケースがあります。
この場合は、接続が出来ますが、USB3.0本来の性能を発揮する事が出来ませんので注意しなければいけません。

KVMスイッチのポートの数だけPCやサーバを接続したい場合には、その接続したい端末の台数分のケーブルが必要になってきます。

パソコンの映像端子やUSB端子の種類を確認して、台数分のケーブルを用意すれば、周辺機器の切り替えがスムーズに出来る環境を構築出来ます。